1974-05-07 第72回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号
それから下流の扇状地でございますけれども、これは下流の人家、耕地等に直接災害の危険を及ぼす個所でございますので、これについては昭和四十三年から引き続いて砂防工事を流路工でやっております。これが現在までに三十五億一千余万円の事業をやっておりまして、成果としては相当効果をあげておるわけでございます。
それから下流の扇状地でございますけれども、これは下流の人家、耕地等に直接災害の危険を及ぼす個所でございますので、これについては昭和四十三年から引き続いて砂防工事を流路工でやっております。これが現在までに三十五億一千余万円の事業をやっておりまして、成果としては相当効果をあげておるわけでございます。
同県波止浜町におきましても、総事業費一億六千二百万円で潮止樋門の設造に着手しておりますか、同町ては現在大潮満潮時には、特殊な気象的要素がない場合でも、海水は市街地の道路面上に、また民家の床下にしみ出し、人家、耕地等に被害を及ぼしておるのであります。地元民は一日も早く本工事の完成されんことを切望しておられました。
降り続いた豪雨は、二十五日午後二時ごろ、台風十三号が本県南端通過の際は風速三十七メートル以上の暴風となり、和歌山県一帯特に山間部は五百ミリ以上の豪雨となり、前後数時間は文字通り大暴風雨となつたのでありまして、ために紀ノ川、有田川、日高川等の各河川に急激に増水氾濫し、橋梁は破壊流失せられ、堤防は決壊し、建築物、農作物等は流失埋没あるいは倒壊倒伏し、また海岸線は高潮の襲来を受け、通信、交通は杜絶し、人家、耕地
併しその他にも「とうもろこし」とか、「りんご」、大豆、陸稲、蔬菜の被害、人家、耕地そのものの被害等、相当ございますし、甘藷においても被害が多うございまして、関係県は青森、岩手、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、鳥取、島根、岡山、徳島、愛媛、高知、佐賀、熊本、宮崎特に愛知は今朝の報告でありますが、被害の多い所で、和歌山などにおいては
長野県及び岐阜県の被害の特徴は、山間部における豪雨により、河川は氾濫し、人家、耕地を流失、損壊させ、山林原野の崩壊を来したものであり、局地的な災害とはいえ、木曽谷、伊那谷及び長良川流域においては、被害の程度は相当甚大なものがあり、かつこれらをそのままに放置せんか、必ず次の豪雨によりさらに下流の沃野に激甚な被害を与えること必定であります。
なお去る昭和十二年の増加の際にもこの實例を見た所でありましたが、今囘の被害は人家耕地の流失冠水等甚大なるものでありましたので、ぜひとも堤防復舊工事中に水門を設置の必要を痛感したのであります。しかしながら目下自村の力ではとうてい工事不可能の状況にありますので、全額國庫負擔にて水門工事完成を願いたいというのであります。